お茶はじめ

2016.01.26 Tuesday

昨年の年始に茶葉をどっさりと買い込んだのですが、年を越して、ちょうど在庫がなくなったので、また今年もどっさりと仕入れ。これでおいしい紅茶がいつでも飲める、安心な一年が過ごせます。


茶園をめぐった2011年のインド旅行から、家にアッサム用とダージリン用の茶箱を用意して、その他のお茶も常備できるようにお茶専用の棚も用意したのですが、中途半端に残った茶葉を整理していると、蜜香紅茶が出てきました。


これは台湾の紅茶で、シナモンの甘さと花のような香りを持ち、かるい渋みが喉をすっと通っていくような紅茶だったのですが、入手当時、インド産の紅茶しか知らなかった私は、その枠から外れた味に、椅子からころげ落ちた(ような気がした)くらい印象的で、余った茶葉を飲みきれずに保管していたのでした。


気がついてみたら、それから何年もたっています…。茶葉は腐るものでもないので、飲めるには飲めるのでしょうが、ものによっては1年で「枯れた味がする…」なんてものもありました。どうも大事にしすぎたので、この際、飲みきることにしました。


小さいポットを温めて、茶葉の様子を見ながらそーっとお湯を注ぎます。
ある人は「美味しくなるように念じながら淹れると、美味しくなる」と言っていましたが、これは単なる精神論じゃなく、意外と正しかったりするんです。
きっと物理的に理由を説明することもできるのだろうし、私もなんとなく訳を想像することもできるのですが、お茶を出す心がけが、実際の美味しさに繋がっていくというのが、いい言葉だなぁと思います。


お湯を注ぐときに空気を入れる、すこし温度を低くする…、とか、ちょっと調べるといろいろなテクニックが出てくるし、お茶を淹れる所作は単純だからパターン化しがちなんですけど、そうじゃなくて、それぞれの茶葉と自分の味覚で美味しさをちゃんと捉えて、それを共有できるように提供することが醍醐味なんじゃないかなと、それちゃった話をまとめてみたりします。(それにしても、「そ」が並んじゃいましたね。)


実際のところ、あまり提供できる機会はないんですけどね。


それで、蜜香紅茶はどうだったかっていうと。
やっぱりとても美味しくて、今年はお店に出たら買おうかな!なんて思ったくらい、でした。