場に対する愛着

六本木にて行われていた展示が終了しました。

 

会場がお寺だったため、3日の会期中に作品の撤収と再設置が2回もあって慌ただしかったのですが、ほかの作家さんや来場者さんとゆっくりと話す時間も持て、自作について咀嚼したいことも得られました。

作品の見かたは千差万別ですが、想定している反応が感じられないのは、まだまだ鋭さが足りていないんでしょうね。

考えすぎは思考停止を招きますが、いまの感じは潤滑油、回ってきてるんじゃないかな、と思いたいところ。

たぶん、9月・10月と、大小さまざまなプレゼントをもらっていたようです。

これからしばらくは発表もお休みなので、いただいたプレゼントをひとつひとつ開けていって来年に備えたい。

 

 

面白いことがひとつ。

 

本堂のご本尊に向かって深々と頭を垂れて祈っている方を見ていたら、ご本尊の顔つきがみるみる変わったこと。

 

もちろんオカルトではなく、神聖な場で展示をすることに対して自分自身が萎縮していた。

その精神状態に気がついたようです。

見えていなかった自分を見せられ、どきりとしました。

 

自分もひとつ、搬出終わってお礼のご挨拶をしました。

やっぱり顔つきが柔らかくなる。今度は、ちゃんと見てますからね、と言ってるような微笑み。

 

場に対する愛着について、考えさせられる点がいくつか浮かびます。